学生時代の夢 今考えると…! その3
その2→ https://www.juku-lets.com/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/2022039092/
2校舎+ソフト開発も行っていたので、生活も安定化と思われたのもつかの間、
学習塾を経営していたある法人からS.O.Sが!
そこの塾頭(その法人ではコウ呼んでいた)がバックレタ(逃げ出した)と言うのだ、
現在18名の塾生がいるので、何とかしてくれないか。
と言う話が飛び込んできた。
とても強く懇願されたので、引き受けることに。
しかし、その18名のうち12名は幽霊だった。
逃げた塾頭を経営陣は管理仕切れなかったようで、確かに名簿は18名いることになっていたが、
ふたを開けたら、何と6名~!3ヶ月前からゴソッと退塾者が続出したというのだ…
こりゃバックレル訳だ。
と言っても引き受けた以上はサジを投げる訳にはいきません!
建物はその法人の持ち物だったので、まず現況報告と家賃交渉から始め
パソコンを使ったフランチャイズ契約の塾だったので、経緯を説明して解約手続きの交渉!
生徒たちのことを考えると、いつまでもゴタゴタしている暇はない。
私はこのシステムを使うつもりはないので、
塾生6名には一旦、この塾を退塾してもらい新たにレッツに入塾する手続きを取ることにした。
そこで、一軒一軒家庭訪問をして説明することにした。
胃がキリキリ痛みました!
社員に行かせなくて良かった。他人の尻拭い、人生で一番辛かった!
どの家庭も逃げた塾頭が悪いのに、私に対してひどいことを言います。
私は、ひたすら頭を下げるだけ…
挙げ句の果てには、「そんな無責任な塾には行かせられません。このまま退塾します。」
私どもが悪いのでは無いのに…と思いながらも
「そうですね、致し方ありません。すみませんでした。」と頭を下げた。
そんな家庭が2軒。で残ったのが4名!
目の前真っ暗。でも!
胃は痛むし、4名からスタートの大赤字。
残ってくれた4名がヒントになって先生1人に生徒4名の学習塾が生まれました。
翌年度になると、先生1人に生徒4名のキャッチが受けて教室も拡張できた。
場所も駅に近いので、以前のレッツ学習センター半田東校は講師の退職金代わりに譲渡。
新生レッツを一生の看板として背負ってゆくことにした。
学生時代の夢は叶わなかったけれど
つい最近、高級食パンのFCやホリエモンさんが『小麦の奴隷』というFCを作ったのを知り、
冷凍技術の進歩でパンの業態も変わってきたことを知る。
実は学生時代エコノミストか商業界(雑誌名)で、
パン生地の冷凍について書かれた記事を見てパン屋をやろうと思ったのを思い出した。
今の自分は親父にいいように使われ、その時その時で色々考えることで乗り越えてきた。
初めてコンピュータに出会った時、これからはコレだと閃いた!
当時看護師としてがんセンターで働いていた妻の貯金で無理を言って買ってもらったPCが人生の転機になった。
「そろばん」の暗算力が空気のように当たり前に感じる能力が、
プログラミングにはとても効いた。
「そろばん」を計算の道具では無く教具として考え、暗算力を鍛えるような指導を確立したい。
と思った事で、教材開発につながりレッツの「そろばん」の独自性が誕生した。
PCのソフト開発を通して、情報処理能力の大切さを知った。
夢は夢!現実は現実!人生思った通りには行かないものだ。
これから必要となるプログラミング的思考能力。
私の出番もまだまだあるぞ!まだまだ現役で続けるぞ~
おわり