【高3生】11月からのセンター戦略(英語:リスニング編)
このエントリーは河合サテライトレッツ半田校通塾生向けのエントリーです。 あしからずご了承ください。塾生のみなさん、遂に11月、直前期に入りました。 それぞれ主教科は仕上がってきていているのではと推察します。今回は11月からの各科目事の戦略をお話します。
リスニング
リスニング対策はそろそろ初めていきましょう。リスニングの分岐点は26点です。26点以下の人は対策を急いぎましょう。まだ間に合います。リスニングの目安は(筆記テストの目標点数÷4)です。例えば筆記テストで160点を狙うのであれば、リスニングは40点を狙っていきます。リスニングテストはそのように目標点を定めていきます。
ところで、なぜリスニングができないか詳細に分析したことはありますか?リスニングができない主な原因は「自己流で単語を憶えたが、つづりと発音が対応してない」というものです。これが多くの人の原因となっています。またそもそも単語が圧倒的に不足しているという理由も考えられますし、チャンク(単語がつながったもの。例えばget onなど)になると聞き取れない、強弱(リズム)がつかめないというのもみなさんに多い原因でしょう。
全統マーク模試で26点以下の人
32点以下の人と言うのは問4番の長文聞き取りで歯が立たないと感じているレベルを想定しています。また、他の箇所も結構怪しい場所が散見されるレベルの人もこのレベルに入ります。上記の理由が主な理由ですが、今から単語を一からやり直すわけにもいきません。チャンクを覚え直す時間ももちろんありません。
そこで聞き崩れを起こした時に推測する文法力、論理力、またある種の法則(米英語での”T”の”R”化など)が必要になってきます。これを鍛えるには「多聴」だけでなく、「精聴」の技術が必要です。英文解釈、パラグラフリーディングと長文読解でも知っていれば得点に結びつく技術があったように、リスニングにもやはりその種の技術はあるものです。Visual型・Dialog型・Lecture型・Dictation型の4つのトレーニングでバランスよく基礎力をつけていきます。時間が無限にあるならいいですが、僕らは限られた時間で最大の効果を得なければなりません。ただ大量に聴くのではなく、4つのトレーニングで集中的に鍛え、センター試験対策リスニング講座に進んでください。
おすすめの講座/参考書プラン
- Strategic Listening[講座]
- センター試験対策英語<リスニング対策編>[講座]
- 『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2015[問題集]』または、『センター試験過去問研究 英語 (2015年版 センター赤本シリーズ) 』
[amazonjs asin=”4777214540″ locale=”JP” title=”大学入試センター試験過去問レビュー英語 2015 (河合塾シリーズ)”]
河合塾の過去問レビュー(通称:黒本)は全体的に解説が丁寧です。
[amazonjs asin=”4325194614″ locale=”JP” title=”センター試験過去問研究 英語 (2015年版 センター赤本シリーズ)”]
過去問研究(通称:赤本)はリスニングの掲載が5年と長いです。リスニング対策なら赤本がすこし有利。
解説の黒本か、量の赤本か。好きな方を選んでください。
全統マーク模試で38点以下の人
大まかには聞けているが、問4番が苦手なレベルです。上記の勉強内容に加えて更に実践的な内容を学びます。具体的には下記の5つの力を養います。
- 事前に問題文、選択肢、図表などに目を通し、内容を推測する力
- 聞こえてくる言葉に引きずられない力
- 文脈を理解し、柔軟な応答力
- 聴き取った情報の取捨選択をする力
- 質問と選択肢を短時間で読み取る力
上記の力を鍛えるために、2倍速から1.5倍速、1.5倍速から等速とスピードを落として聴くというトレーニングを積みます。解く力ももちろんですが、聴く力もさらにパワーアップしていきます。選択肢を早く読み、聴く時間を確保する技術。また応答に関して自然な返答をする技術。高得点に必要なスキルを学び演習に活かします。
- センター試験対策英語<リスニング対策編>[講座]
- 『大学入試センター試験過去問レビュー英語 2015[問題集]』または、『センター試験過去問研究 英語 (2015年版 センター赤本シリーズ) 』
[amazonjs asin=”4777214540″ locale=”JP” title=”大学入試センター試験過去問レビュー英語 2015 (河合塾シリーズ)”]
[amazonjs asin=”4325194614″ locale=”JP” title=”センター試験過去問研究 英語 (2015年版 センター赤本シリーズ)”]