Pythonプログラミングスクール「かめののろい」Amazonで電子書籍出版しました
実はプログラマーだった塾長
塾長の私は何と、N88BASICとMS-DOS時代にソフトを開発していたのです。いわゆる二足のワラジってやつです。
ちょうど出展していたNECパソコンフェアーでMicrosoftのブースはWindows95発表で馬鹿騒ぎ、ホントお祭り騒ぎ!あーぁDOSの時代は終わったかと、確信した私は、ソフト開発から足を洗い塾一筋に命をかけることにしたのです。
それではソフト開発の経緯を:
最初講師が関数電卓として使っていたCASIOのポケットコンピュータに興味を持ち、人一倍好奇心旺盛な私はそれに興味を持ち、とうとう買ってしまったのです。
「BASIC」というのを覚えると他にも何かできそうだ、よし勉強しよう!と『動機は不純に限る』を地で行くことになるのです。当時テニスをしていた私は一生懸命勉強して「相性占い」なんて馬鹿なソフトを作ったのです。
「かわいい子だなー」と思ったら、最初にあるキーを押して相手に渡し相手が質問に答えてゆくと、最終的に私との相性が常に80%以上でバッチリとなるソフトでした。
その後NECのPC8801を購入することに。CASIO BASICに比べ高度なソフトが開発できそうだったのでN88BASICを勉強することに。
当初は塾で使う「分数・小数」の計算問題作成のソフトを塾生向けに作っていましたが、BASIC言語だけでは、2進数→16進数→10進数と内部処理で変換するときにでる端数で小数に誤差が出ることが発覚。それでassemblerを勉強することになりました。これが後々役に立つわけですが、今ではすっかり忘れてしまいました…笑
その後、SHARPから声がかかりX1turboでユーザー辞書を積み込んだ花屋さんの顧客管理ソフト(これはあまりヒットしませんでした)を作りました。その後はNEC PC9801一筋で縦印字エンジンを積み込んだ国語のオーサリングソフトや、英語の英作・整序英作文・穴埋め問題作成ソフトなどをソフトバンク(今は携帯で有名ですが)・ソフトウイング(ASCII出版)等を通して発売したり、システム会社のOEM等を行っていましたが、キッパリ足を洗うことにしました。なぜ止めたかは機会があったら書こうと思います。
Pythonに出会って意気揚々。しかし・・・
その後は趣味で色々な言語を勉強してはショートプログラムを作って業務で使っていました。
ひょんな巡り合わせで、昨年秋にPythonという言語が今後有望らしいと聞いたので、勉強してみることに。
「成る程AIや機械制御にピッタリだ。すばらしい」と、唸ってしまいました。
また、LOGO言語に似たturtle graphicsというモジュールまであるのも見逃せませんでした!コレを使ってプログラミング教室を開催したら面白いだろうと思い、教材作りを始めました。
構想が出来上がったところで、会社で提案をしたところ。1対5で却下。
「社長の俺の意見が通らねーとはなにごとぞ(怒)」というわけで、今までの構想を本にしようと思ったのです。
しかし、ここでまた横槍が「リスクが高すぎる」また1対5で却下!それならば、内密にAmazonのKindleで出版しようと決めたのでした。
初めての電子書籍出版は苦労ばかり。その甲斐あって!?
いままで『一太郎』一本で『word』を使ってこなかったので、なんと『word』と格闘することに!
「wordって段落の制御がホント使いにくいね云々」等とつぶやきながら苦労して書き上げたものの、Kidleに変換する方法がわからなくて約1ヶ月間試行錯誤。
どうにか7月27日にアマゾンにアップできました。
この日は偶然にも大反対の首謀者=長男の誕生日だったとは皮肉でした…
しかし、これが8月に入って大炎上。なんとプログラミング部門で新着1位となっていたのです。
思えば小学校の徒競走で1位をとったこと以来、1位なんて取ったことがない私ですが!何とこの状態がお盆まで続いたのです。
これ以下9月に追記:
その後、半田ロータリークラブのブータン僻地農業支援に出かけることになり8月下旬まで動きは確認できなかったのですが、帰国して早速「かめののろい」の動向を見ると、残念プログラミング部門全体で163位となっていた。
しかし、最初の出版でこの成績は上々ではないかと、独り納得している私でした。
プログラミングを勉強しようとお考えの方の第一歩に、ほとんどがショートプラグラムなのでキーボード操作ができる方なら無理なく理解できると思います。ぜひ『かめののろい』をお読みください。表紙は絵の描けない私に代わって、レッツの塾生が書いてくれました。感謝!