【速報】2025年 愛知県公立中高一貫校入学試験概要が出ました。注目ポイントも紹介!
2023年7月28日に、愛知県から『併設型中高一貫校(第一次導入校・探求学習重視型)の「入学者選考の概要」が決まりました』が発表されました。
適性検査が全問選択式と決定したり、適性検査で志願者を絞ってからの面接といった二段階選抜など、衝撃的な内容もいくつか見られました。
発表内容だけでなく、塾レッツの注目ポイントも紹介しますので、是非参考になさってください。
また、塾レッツでは、愛知県立中高一貫校の準備・対策クラスを開講しています。小5生・小4生ともに残席がありますので、どうぞお気軽にご相談ください。
★県の発表 『併設型中高一貫校(第一次導入校・探求学習重視型)の「入学者選考の概要」が決まりました』はコチラ
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/469543.pdf
1. 入学者選考を実施する学校
入学者選考を実施する第1次導入校は従前の発表通り、明和高校、津島高校、半田高校、刈谷高校の4校です。参考までに各高校の偏差値も載せておきます。
2. 育てたい生徒像
こちらも特に、新しい情報はありませんでしたが、「育てたい生徒像」の資質があるかどうかは面接で問われる内容の中心になります。そのため、受検する本人が、これらの生徒像を正しく理解した上で、面接の準備を進めていく必要があります。
3.入学者選考
適性検査を通過した受検生のみが面接を受けられる「二段階選抜」となると発表されました。
適性検査の全問選択式は他の県でも例をみない形式です。
全問選択式となると、志願者の増加が予想されますが、難易度が下がるというわけではありません。12月に発表されるサンプル問題も大注目ですね。
また、二段階選抜では面接の重要性が増します。面接はリフレクション型が採用され、中日新聞によると、事前に志願理由書を提出し、それに基づいて面接が行われるということです。
面接は、準備が大変重要です。特に、学校が求める人物像を正しく理解し、それをアピールできるだけの経験を小4、小5のうちから積むことが重要です。
例えば、面接で「自由研究は何をしましたか?」という質問に「自由研究はしていません…。」という事になってしまえば、求められる「探究心」が不足すると判断されかねません。
色々な体験をした上で、それを面接で話せるように整理していく必要がありそうです。
4. 調査書の取り扱い 5. 抽選実施の有無
調査書の代わりに、直近の通知表の写しを提出します。どのタイミングで参考にされるかは明らかになっていませんが、面接の際に通知表が用いられるとすると、面接官の生徒に対する先入観の材料になり得ますので、点数化されないとはいえ、「主体的に学習に取り組む態度」などは「◎」を目指したいです。
また、抽選は実施されないのは安心材料ですね。
(参考)今後のスケジュール
今後、ますます受検の内容が具体化されていくため、どれも注目したいです。
10月下旬から始まる「児童保護者向け説明会」は、受検を考えている保護者の方は是非ご出席ください。半田高校附属中学校の場合は、11月5日(日)に雁宿ホールで実施されます。