【セミナー感想】自ら深く学ぼうとしなければ深く学ぶことが出来ない
この記事は先週行われた「原理原則を学ぶ」セミナーの感想レポートの紹介とフィードバックとなります。
「正しいやり方」をしれば、あなたの勉強法は劇的に変わる…生徒たちはセミナーのあと、「気付きと行動」というレポートを毎回必ず書いてくれています。そんななか、今の高校生が何を考え、どう変わろうとしているのか感じていただけたら幸いです。また塾生は、仲間が何を感じて、そしてどう行動を変えていくと決めたのかに触れることで、互いに刺激し合っていきましょう。今回は高校3年生のYさんのものを紹介します
なぜそうなるのかを常に問う(気付き)
高校3年生 Yさん
私が最も興味を惹かれたのは、「深い質疑」という項目です。
単に「だれが、どこで、なにを」という「浅い質疑」による要求のみで学習を進めようとすると、その学習内容に基づいた真の理解を得る事が出来ません。 しかしながら、「なぜ、どうして、もしそうでなかったら」という「深い質疑」による要求によって学習を進めていくと、学習内容について深い理解水準を保持すべきであるという考え方を身につける事ができ、真の理解を得る事が出来ると知りました。
その一方で、「深い質疑」は学習者である自分一人でこなすのは難しく、教師などの他の人間に頼んでやった方が効果があると感じます。これは毎週やっているグループ面談※のことなのだと思いました。今回の会を通じて私は改めてグループ面談の価値に気付かさせれました。
※グループ面談…週に1回の計画策定の時間。この時間に「なんのために」「なにを」「どれだけ」やるのか決めて1週間チャレンジする。
深い質疑をしていく(行動)
「深い質疑」による真の理解を得るためには、教師と学習者がよりよい質疑応答が出来るように、よい質疑応答スキルを身につける訓練をする必要があります。そのために普段の週に1回のグループ面談において、今まで以上に「深い質疑」というものをしていこうと思います。
講師からのフィードバック
たくさん書いてくれてありがとう。とてもよい気付きだと思います。「深い質疑」というのはとても大事ですね。
ミクロでみると、例えば、英文法の四択であれば、「この間違っている選択肢はどこを直せば正解になるのか」と一歩踏み込んで検証していくというのが、行動に移しやすいのかなとは感じます。
今回、かなりマクロな視点な視点で捉えてくれたのが、哲学的なYさんらしいですね。この視点で話をするならば、ぜひ自分から、仲間に「なんでその教材をやるの?」「その教材を通してどういう状態になりたいの?」と週の面談で「深い質疑」を問いかけてみてください。最初は私達の真似でいいと思います。
周りはそうそう変わりません。まずは自分から与える側になっていこう。あなたが歩けば、見える風景は間違いなく、刻一刻と変わっていきます。そしてその変わっていく風景はあなたを楽しませたり、悲しませたり、といろいろなものを運んでくれると思います。
話し変わりますが、僕はMr.childrenのCenter of Universeという曲が好きです。もし良かったら聞いてみてください。
感想一覧
No.1☆高校3年生 Yさん☆
(セミナー感想)自ら深く学ぼうとしなければ深く学ぶことが出来ない
(気付き)なぜそうなるのかを常に問う
(行動)深い質疑をしていく
No.2☆高校3年生 Sさん☆
(セミナー感想)「分かる」から「できる」にするには計画的反復
(気付き)定期テストの勉強法では実力はつかない
(行動)繰り返し学習を計画の中にいれていく
No.3☆高校3年生 Kさん☆
(セミナー感想)身になるためには反復が必要
(気付き)復習こそが自分の中に残す手段
(質問)模試はどのように利用すべきか。